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社長メッセージTOP MESSAGE

インターファームは、自給率の高い国づくりに貢献できる事業展開を目指しています。

1970年に37億人であった世界人口は、2022年11月には2.16倍の80億人を超えました。一方で穀類の需要量はトウモロコシでは4.2倍、大豆では7.9倍に増加。逆に、農耕地の面積拡大はピークを過ぎたとの報告(FAO)があります。

増大する農産物需要を支える要素のひとつに『肥料』があり、肥料三要素として『窒素』、『リン酸』、『カリ』がありますが、化学肥料に使われる『リン酸』と『カリ』は、地下鉱物資源として、一部の資源保有国に偏在しており、日本をはじめとする多くの国は、海外輸入に依存しています。

近年においては世界的なコロナ・ウイルスの流行や国際紛争や対立により、肥料原料の海外調達が逼迫したり、輸出国の政策(関税の引き上げ、輸出規制など)により供給が安定せず、価格の変動が激しい状況となっています。

そのような中で、国内の農業生産を維持し、より良い土づくりや、安全で高品質の作物生産に寄与するために、海外からの肥料の調達(独自にネットワーク)、並びに、国内の未活用バイオマス原料の有機肥料としての活用を進めていく所存です。

現在、独自開発したメタン発酵技術を応用し、バイオマス原料(動物糞尿、食品廃棄物等)からこれまでにない新しい有機肥料を製造する事業を展開しておりますが、身近にある資源を大切に上手に使う循環型社会への回帰は時代の要請であると感じています。

我々は、農業や環境、地域社会に係る現在と将来の課題に、肥料供給者として挑み、それを実現する技術や商品の創出に全力をつくしてまいります。

代表取締役代表取締役 杉山正之

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